株式会社i-plug 代表取締役 中野智哉氏

2013年02月01日

今回、取材しましたのは、株式会社i-plugの代表取締役、中野智哉さんです。

学生と企業のマッチングを行う、新卒逆求人サイト「OfferBox」を提供されております。

 

「OfferBox」は、本イベント、WestBooster(2012 Summer)に

参加していただいた際に思いつかれたアイデアとのことです。

“自分の人生は自分の手で変える”という中野さん。

MeetupTalk中にはお聞きすることのできなかったお話もしていただきました。

 

(山内 優花)

 

 

【大学生までの経験・考え】

厳しい環境で自分を成長させる!

 

・学生時代は何に励んでおられましたか。

―テニスサークルの運営、アルバイト、そして麻雀にハマっていました。(笑)

ごく普通の大学生でしたね。

 

・自ら会社を経営したいという思いはお持ちでしたか。

―私の父がある人材会社を経営していたので、

その影響もあって、いつか起業したいとは思っていました。

 

・就職活動はどのように行なっていましたか。

―就職の前に、単位がギリギリだったので…(笑)

必死で単位を取って卒業し、地元の小さな会社に中途入社しました。

営業希望で、求人広告の営業職に就きました。

結構、営業となるとノルマが厳しい、しんどいというイメージを持たれがちですが、

私はそういう環境で自分自身を成長させたいと思い、営業を希望しました。

 

 

【仕事観・職業観】

お客様第一の姿勢

 

・働くということに関して、どのような方針・考えをお持ちですか。

―まず、お客様の事しか見ない、考えない、ということです。

人材業界で働くといううえで、より1人1人のニーズに応えないといけませんし、

お客様との対話を大事にし、モチベーションも常に高めていないといけないと

思っています。

 

・人材業界の面白さを感じた瞬間というのはどういったときですか。

―その人その人の、人生の分岐点に立ち会えるというところですね。

自分が出会い、お話をさせていただいた方から、

前より明るく楽しく人生を送れているという報告をお聞きすることができると、とても嬉しいです。

 

・株式会社i-plugの設立までの経緯を教えてください。

―グロービス経営大学院に通っていた際に、出会った3人で設立しました。

勉強のあとに、ミーティング…そして勉強、の繰り返しで、夜な夜なアイデアを練って、

ビジネスプランを考えては、また白紙、というふうに試行錯誤の連続でした。

そこで、3人の共通点、子どもがいるというところに目をつけました。

「今のままの就職活動を自分の子どもにさせたくない!」という結論により、

ミスマッチングを無くせるようなビジネスをしようということになりました。

 

・企業と学生をマッチングする、逆求人サイト「OfferBox」がマスコミに取り上げられるなど、すごい勢いですね。

―「OfferBox」は、新しい就職活動のカタチとしてやっているサービスです。

就職して、キャリアアップのためとかではなく、結局合わなくて転職してしまう、というケースが多いと思います。

そういった転職、いわゆるミスマッチングを無くしたいと思い、

逆方向の糸口として「OfferBox」を定着させたいと思っています。

今の時代、就職活動の手法というものが限られていると思うので、

こういった違ったカタチでの就職を増やしていければいいですね。

 

・このアイデアはWestBoosterに参加されたときに思いつかれたとのことですが…

―はい。WestBoosterに参加されている方々は、IT関係やベンチャー企業を立ち上げられた方が多く、

全体的にエネルギッシュな印象を受けました。

そういった環境の中で、一度頭の中を整理し、1から考えてみようと思いました。

そのような状態に自分がなれたことから、「OfferBox」のアイデアが浮かんできました。

・影響を受けた書籍、もしくは経営者などいらっしゃいますか。

―私の父ですね。

あるとき体調を崩し、働けなくなった時期があったのですが、起業すれば自宅でも働ける!という考えで起業し、

立ち上げた会社を上場させるということを成し遂げています。私は、そのような父を尊敬していますし、同じ人材業界での起業という点でも、いつの間にか影響されていたのかもしれません。また、書籍ですが、グロービス大学院の書籍で「プラットフォーム戦略」(編:グロービス・マネジメント・インスティテュート、ダイヤモンド社)というものです。
卒業した今でもよく読んでいる良書です。

 

【人材観】

“変化できる人”が社会に求められる

 

・自社の社員のみなさんに大切にしてほしいと伝えておられる価値観、考え方などありましたら、お伺いできますか。

―現在、社員は4名いるのですが、先ほどお話したように、「お客様のことを第一に」ということを大事にしてほしいですね。

あと、みんな意思決定が早いのでOfferBoxもアイデアから完成までがとてもスピーディーに進みました。

今後もこのスピード感は大事にしていきたいです。

 

・人材業界のプロとしてお聞きしたいのですが、今後どのような人材が社会に求められると思いますか。

―そうですね。やはり“変化できる人”じゃないでしょうか。

働くうえで、イレギュラーなことが起こるのは普通のことです。

部署や勤務地も変わることもあるかもしれません。

そういった環境に自分を置くことで、様々な刺激を受け、成長できるのではないでしょうか。

 

【将来】

自分の人生は自分で変える

 

・ビジョン、成長イメージなどありましたら教えてください。

―自社サービスの「OfferBox」をグローバルに展開していきたいですね。

まずはここ1、2年で地盤を固めていきます。

このサービスの利用者から、社会で活躍する人材を増やしていければと思っています。

 

・このブログを見ている、学生やビジネスパーソンに一言お願いいたします。

―自分の手で、人生は大きく変えることができます。

自信はなくても、自分の人生なのだから自分で変えなければいけません。

初めからできない、無理と思うのではなく、勇気を出して何でもやってみましょう!

 

 

【WestBoosterに参加して】

―ゲストの方々にお話しを聞いていただき、そのうえでフィードバックを

頂けたので良かったですね。

また、株式会社ミスキィとの事業提携として、OfferBoxのアプリも考案中です!