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株式会社きっずファイブ 代表取締役 政光順二氏

2012年11月06日

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今回、取材致しましたのは株式会社きっずファイブの代表取締役、政光順二さんです。

学生時代からずっと続けてこられた囲碁をビジネスに。

インターネットの囲碁対局や、囲碁教室の運営、

初心者の方に小さな碁盤を用いて教える場、また、交流の場として

囲碁Barまで幅広くやっておられます。

そこから生まれるビジネスの繋がりもあるとのこと。

 

物腰柔らかく、優しく話していただいた政光さん。

“自分にしかできないことをやる”。

この言葉には他の誰よりも自分の軸を持っておられる印象を抱きました。           (山内 優花)

 

 

【大学生までの経験・考え】

課外活動に勤しんだ学生時代

・京都大学で囲碁部に入っておられたとのことですが、そのとき起業するという気持ちは持っておられましたか。
―いいえ。全く思っていませんでしたね。

自分がまさか起業するなんて、夢にも思っていませんでした。

 

・そうなんですか。大学時代に何か囲碁部の活動以外でやっていたことはありますか。

―そうですね。ボランティア活動をずっとしていました。

1人で暮らせない障害者の方の補助のボランティアです。

何か代わりにやってあげたり、泊まったりして。これは卒業したあとも続けていましたね。

 

・その後、島津製作所に就職なされたとのことですが、起業は考えておられましたか。

―全くです。囲碁のほうも趣味で続けていたのですが、

入社して1~2年で忙しくなってしまい、できなくなってしまいました。

その後、10年ほどのブランクが空いてしまいましたね。

 

 

【仕事観・職業観】

自分のやりたいことをやる、の一本軸

 

・“働く”ということに関して、どのような方針をお持ちですか。

―島津製作所では、初め、機械設計の仕事を主にやっていたのですが、

20代の半ばに趣味のプログラミングで囲碁の対局ソフトを作成したりしていたんです。

すると、技術部の仲間が楽しそうにプログラミングの仕事をしているのを見てて、

とても羨ましくなってやりたくなってきちゃって(笑)。

30代半ばになった頃に、上司に直談判させてもらいました。

しかし、プログラマーは30代で仕事がなくなる、といったような“プログラマー30代定年説”というのがあるというのもあって、

上司に止められたのですが、そこを押し通して仕事を変えてもらいました。

私は、どうしても“自分のやりたいことをやる”ということを曲げたくなかったんです。

 

・すごいですね。会社を辞めて起業するということは、大変勇気のいることだと思うのですが、

踏み切ることができた理由を教えてください。

―はい。楽しい仕事をたくさんさせていただきました。

そして、39歳で島津製作所を退職しました。

なぜかというと、40歳以上の職場の上司を見ているとですね、「管理職は面白そうじゃないな」と感じたんですよ。

私は、自分で何かを作っていきたいな、と。そこで、起業することに決めました。

また、ある会社のWebサイトの運営の話があったので、収入的にも不安はないかな、という気持ちもありましたね。

最終的には取り止めになったのですが、いいきっかけにはなりました。

 

・そこで、きっずファイブが設立されたのですね。

―当時、囲碁の取り組みをしていたときに関わっていた、囲碁の指導ボランティアスタッフと手を借りて起業しました。

ただ、自分が経営者という意識や、会社のビジョンというはっきりしたものは持っていませんでしたね。

なんとかなるだろう、と思っていました(笑)。

 

 

 

【人材観】

“人とのつながり”で作っていくきっずファイブ

 

・現在、この事業をやっていくうえで大切にしたい価値観というものはありますか。

―そうですね。自分に限界を作らないということでしょうか。

今まで事業規模においてなど、自分自身が限界を作っていたと思うので。

社員はとっていなくて、私1人でやっているのでパートナーシップを大事にして事業をやっていきたいですね。

 

 

・なるほど。これから組織を拡大していく予定などはありますか。

―組織を大きくするというより、必要に応じていろいろな人と協力しながらやっていく形で頑張っていきたいです。

現在、行なっている囲碁Barで人脈も拡がったんですよ。

私の事業や囲碁に興味を持ってくださった方が、会いに来やすくなったということもあって。

そこから、ビジネスパートナーが見つかるようになりました。

 

【将来】

囲碁×ITで囲碁をより身近なものに!

 

・今後の事業について、成長イメージや戦略など教えてください。

―中国・台湾・香港のほうに日本製の高級碁盤を売るビジネスを進めようと思っています。

中国にはあまり質の良い碁盤がないので、とても興味を持ってくれるんですよ。

あとは、囲碁Barとインターネット対局を盛んにしていきたいですね。

昔は、親や先輩などから囲碁を教えてもらえる環境がありましたが、

今はどんどん無くなってきて、興味があってもする機会がなかったり、分からないまま終わってしまったりするんですね。

そこで、囲碁に興味がある人向けに小さな碁盤を用いて教えています。

本格的な囲碁の1ステップとしてじゃなくて、小さな碁盤で楽しむという考え方ですね。

大きい碁盤だと、時間もかかるしとても難しいんです。

この取り組みは、世界的にはここだけじゃないでしょうかと思っています。

 

・このブログを見ている学生、20代のビジネスパーソンに一言お願いします。

―起業する方へお伝えしたいのが、スタートアップの時点でコンセプトを持つべきである、ということです。

これは自分自身の反省から、ということもあるのですが…

また、世の中で誰の困っていることを助けてあげるのか、ということ。

私の事業でいうと、囲碁に興味を持っている人はたくさんいるにもかかわらず、

その人たちをサポートする仕組みが今まで無かったんですね。

そういうところを汲み取って、“不便を便利にするビジネス”を作り上げる。

アイデアをただ先行させるのではなく、

自分に何が提供できるのか?ということを考えてみてください。

 

 

【WESTBOOSTERに参加して】

―懇親会で出会った方と事業提携のお話をさせていただきました。

“囲碁”というところに興味を持ってもらいました。

今後、囲碁のアプリを作成したいと思っているので、アプリ開発会社との提携がしてみたいですね。

 


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